種類株式(9種類)について。株式には「普通株式」と別に、「種類株式」という種類があります。
株式の権利とは?
まず、株式を持つと下記の3つの権利を持ちます。
- 議決権(株主総会に参加して議決に加わる権利)
- 配当請求権(配当金などの利益分配を受け取る権利)
- 残余財産分配請求権(会社の資産を分配して受け取る権利)
種類株式とは?
権利内容が設定された株式のことを「種類株式」と言います。権利の内容が異なる2種類以上の株式を発行する場合の株式です。
- 剰余金の配当
- 残余財産の分配
- 議決権制限株式
- 譲渡制限株式
- 取得請求権付株式
- 取得条項付株式
- 全部取得条項付株式
- 拒否権付株式
※これらの種類株式を発行しようとする場合には、権利内容やその発行可能総数を定款で定める必要があります。
まとめ
種類株式とは、会社法108条に基づき、株式会社が剰余金の配当その他の権利の内容が異なる2種類以上の株式を発行した場合の各株式です。
ご参考ください😃